2020年、撃ち納め
1羽1羽にストーリーがある。
雉も鳴かずば撃たれまい。
猟場を歩いていると、100m先で雉が鳴いたので地形を把握しアプローチ開始。
少しずつ距離を詰め1m先の足元から飛び出し、一瞬で雌雉と見極めスルー(雌雉は非狩猟鳥獣)
少し歩くと雌雉につられて雄雉も15m先で飛び出したので、少し飛ばして30m位の距離で射撃。
私は猟犬を使わず単独で踏み出し猟という猟方を行っているので、犬が捜索するところも自分で道なき道を入って行かなければなりません。(野バラで手足は傷まみれになります)
私は経験から雉が居そうな場所は見た目の雰囲気でわかるので、その場を歩き飛び立たせ射撃します。
重要なのは音を聞き分ける事。
単独猟は自分の足音と自然の音しかないので、音だけで小鳥か鳩か雉か野ウサギかを聞き分けます。
雉、野ウサギはアプローチ中に大きな音を出し動きを止めこちらの様子をうかがっています。
その音を見逃さず聞き取り、そこからなるべく獲物の近く(射撃可能距離)に寄れるようなアプローチの仕方をします。
雉は基本的に人から逃げる様に飛ぶので、私から離れていくように飛びます。基本追い矢の射撃になります。1羽目は追い矢。
2羽目の時は立地の関係上(いかなる時も挙銃体勢をとれるスペースを確保しながらのアプローチになるので、木が密になっている所や草木が高い所では獲物を出しても障害物で撃てません。その場の状況でアプローチの仕方を変えていきます)雉に直線的なアプローチはせず、雉の動きに合わせて平行にアプローチしたので、雉も私を横切るように真横に飛び出し、木の間を飛ぶ雉を木と木の間で狙い撃ち2羽目を獲ることが出来ました。
この日は青首鴨1羽、キジバト2羽も獲りました。本当はキジバトをもう1羽撃ったのですが、回収しに行く時に先に猛禽類に奪われました。
目の前で行われる猛禽類のハンティングは迫力があり目を奪われます。
これもストーリー。
自然相手なので同じシチュエーションはありません。
経験を積み自分の感性を高めるしかありません。
2020年も怪我なく無事に狩猟を終える事が出来ました。
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