猟用のライフル弾頭は獲物に命中すると先端の鉛が変形し獲物により大きなダメージをあたえる構造になっています(写真左)
ライフル弾は獲物を貫通してしまうこともありますが、今回撃った猪は体内に潰れた弾が残っていました。
1頭目は寝ている猪を上から撃ち下ろしたので、猪を貫通し地面にあたり皮のあたりで止まっていました(写真右 地面にあたって止まったので弾の潰れかたが激しい)
2頭目は起きている猪に気づかれないように近づき、何か異変に気づき警戒している猪を斜め後ろから射撃。あばら骨を6本貫き肩甲骨にあたり止まっていた(写真中央)
理想は横からのネックショット(首を撃つ)で体に当てず獲ることですが猟場では茂みや竹林、倒木や岩の下などに猪が隠れていることが多く猪全体が見えることはほぼありません。
今回の2頭とも茂みの中にいて、猪が見えるのはほんの一部で当てるには狭い隙間を狙うしかありませんでした。
出会いは一期一会。
勝負は一瞬。
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