蝦夷鹿猟

鹿猟には、単独で行う忍び猟、コール猟、罠猟、グループで行う巻狩り猟など様々な猟法があります。

私が行うのは忍び猟とコール猟

忍び猟→気づかれないように鹿に近づき撃つ猟法

コール猟→9月〜11月に雄は発情期に入り、雌を数頭囲い込み縄張りを作り出すため、その縄張りに入り鹿笛で雄の鳴き声を出すと縄張りを荒らされたと勘違いした雄鹿が怒り、追い出そうと姿を現します。
ただ鹿笛をやみくもに吹けばよいのではなく、縄張りに入って吹かなければ雄鹿は姿を現しません。
鹿の生態を理解し、鹿の好む条件を経験で掴んでいくしかありません。

鹿の痕跡、山の構造、風向きやその日の天候など多岐にわたる山の情報をインプットし、鹿の動きを想像しアプローチしていきます。

鹿の居る山に入って鹿笛を吹くと鳴返しがあります。それに対してコールする。まるで鹿と会話している感覚になります。

雄鹿になりきり、自然の中に溶け込んだ時、雄鹿は現れるでしょう。

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